
近年、ブロックチェーンゲームの注目が高まる一方で、CROOZ Blockchain Labが手掛けるゲームの短期間でのサービス終了が続いており、多くのユーザーがその動向に不安を抱えています。特に、『エルゴスム(Ergosum)』や『エレメンタルストーリーワールド(Elemental Story World)』の終了が発表されたことで、同社のゲーム運営方針に疑問を持つ声が増えてきました。
また、これまでCROOZ Blockchain Labが開発してきたタイトルの多くが長続きせず、早期終了を迎えている点も懸念材料です。ブロックチェーン技術を活用した新たなゲーム体験を提供する一方で、運営の持続性が十分でないことが、ユーザー離れを引き起こしている可能性があります。
この記事では、CROOZ Blockchain Labのゲーム運営状況、過去にリリースされたタイトルの動向、経営の現状、そして今後の展開について詳しく掘り下げていきます。
エルゴスムの記事を書こうと思ったきっかけ
この記事を書くことになったのは、2025年3月4日の未明のことでした。いつものように『エルゴスム(Ergosum)』を起動し、デイリーミッションを消化しようとしていた時のことです。毎日の日課となっていたルーティンをこなす中で、ふと「ショップ」画面を開いた瞬間、違和感を覚えました。
「ん?いつも並んでいた商品ラインナップが消えてる…?」
ショップ内の商品配置がこれまでと違い、上部に「デイリー」「マンスリー」といった新しいタブが追加されていました。試しにタブを切り替えてみたものの、どこにも商品が表示されません。さらに、「期間限定商品」や「パス」などの項目を見ても、何も並んでいない…。
「これは…何かおかしいぞ。」
嫌な予感がして、すぐにゲーム内の「お知らせ」を開くと、そこには「ゲーム終了に関するお知らせ」という文字がありました。その瞬間、全てを理解しました。
この発表にショックを受けたのは私だけではなかったでしょう。しかし、私にはもう一つ別の意味での落胆がありました。
というのも、私はもともとスペックの低いスマホを使っていたため、『エルゴスム』を快適にプレイすることができませんでした。そこで、思い切ってiPadを購入し、約3ヶ月にわたってプレイしてきたのです。NFTスキンを手に入れることも叶わず、収益化することもできないまま、ゲームが終わってしまう――。
この虚しさは、単にゲームが終了すること以上に大きなものでした。
ブロックチェーンゲームのリリース日とサービス終了日
エルゴスム(Ergosum)
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リリース日: 2024年10月
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サービス終了日: 2025年3月31日(月)14時(公式X発表)
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稼働期間: 約5ヶ月間
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ゲーム内容: ブロックチェーン技術を活用したNFTゲーム。キャラクターやアイテムを収集・強化しながら対戦や冒険を楽しめる。
エレメンタルストーリーワールド(Elemental Story World)
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リリース日: 2024年1月15日
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サービス終了日: 2025年1月31日
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稼働期間: 約1年間
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ゲーム内容: 人気パズルRPG『エレメンタルストーリー』のブロックチェーン版。NFTキャラクターを駆使してバトルを行う形式。
CROOZ Blockchain Labのモバイルゲームとブロックチェーンゲーム
【ブロックチェーンゲーム】
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エルゴスム(Ergosum) → 2025年3月31日サービス終了予定(約5ヶ月間)
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エレメンタルストーリーワールド(Elemental Story World) → 2025年1月31日サービス終了(約1年間)
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Project XENO → 現在もサービス継続中(2025年3月時点)
【モバイルゲーム】
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アスタータタリクス(Astarta) → サービス終了発表済み(詳細時期未発表)
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誰ガ為のアルケミスト(タガタメ) → 一部機能縮小しながら運営継続中
CROOZ Blockchain Labの経営状況と今後の動き
CROOZ Blockchain Labは、かつて意欲的にブロックチェーンゲーム事業を推進していましたが、短期間でのサービス終了が相次ぎ、経営の不安定さが浮き彫りになっています。
新作タイトルを次々と投入するものの、思うようにユーザーが定着せず、十分な収益が得られないまま終了してしまうケースが多く見られました。そのため、ブロックチェーンゲーム市場の難しさを如実に示す事例としても注目されています。
特に、ブロックチェーンゲームは開発費が高額でありながら、従来のモバイルゲームのように安定した収益基盤を築くのが難しく、事業の継続が厳しい状況が続いています。
現在も『Project XENO』が運営されているものの、これまでの流れを考えると、今後も油断はできません。CROOZ Blockchain Labがどのように立て直しを図るのか、注目が集まるところです。



